ここ数年、通院は3か月に1回で半年ごとに血液検査を行っている。今回もいつも通りの検査。
採血はいつも緊張する。針が血管に入るところは見たくないので目をそらす。試験管4本にわたって採られた血液は思ったより色が濃くて、赤というよりは黒に近い。自分の体の中を流れている血液は本当はこんな色をしているのか、と毎回思う。今回も手が痺れた。ものの数分だと思うのだけれど、早く終わらないかな、と思ってしまう。小さいガーセが付いた四角い白い絆創膏を貼ってもらい安心する。今回はさらに茶色いテープでぐるりと巻かれ、小さい白い絆創膏が固定された。念入りだな。
結果が出るまで1時間ほど待つ。いつもは持参した本を読んでいる。
今年の職場での健康診断で初めてD判定(要精密検査)が出た。白血球が少ないということだった。大きく体調が崩れたとかしんどくて仕方ないとか、そんな自覚症状はないけれど、免疫力が低下しているらしい。
今回の検査結果を受けて担当医に相談したところ、ここ数年、白血球が減少傾向にあったようだ。前回の検査ではかなり数値が低かったみたいだ。それでも薬を減らすよりは様子をみましょうということだった。今回は少し回復していたものの、やはり低かった。
「これはやはり薬のせいだと思うので、薬を減らしましょう。」と言われ、メトトレキサート錠2㎎を週に1回6錠飲んでいたのが、5錠に減った。また、日にちをずらして飲んでいるフォリアミン錠5㎎はそのまま1日1錠で継続することになった。
「腫れや痛みが出たら6錠に戻して、お薬が足りなくなったら予約日に関係なく病院に来てください。」と言われて少し安心した。6錠にしてからリウマチの症状は安定しているので、やはり薬を減らすことに対しては心配になる。今まではこれ以上薬が増えたらどうしよう、という悩みの方が大きかったので減らす、という考えはあまりなかった。1錠でも影響はあるのか、これから1か月ほどはいつも以上に体と向き合って生活していこうと思う。
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