裸足で歩くということ

リウマチになってから裸足で歩くことができなくなった。両足全体の̘前寄り三分の一が特に痛むため、歩くときにうまく蹴りだすことができず、踵の方に体重を移動させて歩いている。ペンギンがよちよち歩きをしているような変な動きになるのだ。

そのため、プールや温泉などに行くことが億劫になってきた。人の目も気になるし、転んだらどうしようなどと心配をしなければいけない。ましてや子供を連れてとなると、必然的に走らなければならない場面もあるだろう。そんなとき踵よちよち歩きでは心もとない。それで、だんだんとそういった場所に行くこともなくなってしまった。

靴を履いているときは、低反発のインソールと靴下のおかげで普通に歩ける。小走りもできるし、歩き方もスムーズだ。ただストッキングでパンプス、なんてのはできない。ヒールのある靴やおしゃれサンダルもダメ。だいたい幅広のコンフォートシューズやウォーキングシューズにインソールを敷いて履いている。靴下は必須。夏は暑さで足が蒸れやすくなるため普通の靴下にするけれど、それ以外の季節ではトレッキング用の足裏が補強された分厚い靴下がお気に入りだ。特に冬場は足先が冷えるので、蓄熱タイプのあったか靴下なども重宝している。おかげで靴のサイズが少し大きくなってしまうが、おしゃれより実用性を重視し、痛み軽減のために靴選びは慎重だ。

でも「これ!」と思う靴にはまだ出会えていない。いいなと思っても履いて歩いてみると痛みが出たり、すぐに靴擦れしてしまったり…。なかなかいい靴には出会えていない。

これからも足の痛みが軽くなる靴を求めて、あれこれ履いてみようと思う。願わくば、医学が進歩してまた裸足で自由に歩ける日が来てくれるとほんとにうれしい。

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