お皿が割れる

両足指から始まったリウマチの痛みだったが、手指に痛みが出始めたころ、食器を洗っているときにお皿やコップを割ってしまうということが続いた。痛みのせいか指先の感覚がおかしくなり、思うようにお皿を洗えなくなり、落としてしまったりぶつけたりして割ってしまう。

今まであまりお皿を割ったりすることがなかっただけに、少し情けなくなったが仕方ない。子供が小さかったこともあって、メラミンや100円ショップの軽い食器に変えた。かわいいものが多く、扱いやすかったので自分でも「また割ってしまったらどうしよう！」という危機感が減り、食器洗いが気分的に楽になった。

それにあわせて、調理器具も軽いものに買い替えた。鍋やプライパン、ミルクパンなど、今では驚くほど軽くて扱いやすいものが増えたので重宝している。たくさんあった調理器具もこの時に断捨離して、必要最低限の量にした。

現在は、カレーやおでん用の大きい両手鍋がひとつ。お味噌汁やスープ用の片手鍋がひとつ。卵や野菜をゆでるときに使うミルクパンがひとつ。フライパンは26センチの大きさのものがひとつ。この４つで毎日の食事作りは賄える。キッチンもすっきりし、収納スペースにも余裕ができたので、思い切って減らしてよかったと思う。

子供の成長にあわせて、食器は大きくなり陶磁器のものに変わったけれど、なるべく軽いもの扱いやすいものを意識して買うようにしている。ひとつ買ったら、ひとつ処分する…といった感じで食器も増えすぎないように気を付けている。

自分が扱える範囲で、調理器具も食器も手指に負担の少ないものを今後も揃えていきたいと思う。